松竹座は千龝楽を迎えました。2ヶ月に渡って「NINAGAWA十二夜」を上演してきましたが、振り返ると、長い様であっという間だった様な、不思議な感覚です。またの再演や海外公演の機会が楽しみです。しかしここで一息ついている場合ではありません。すぐに八月納涼公演が始まります。今回は一部と二部のみの出演ですが、僕にとっては、大人の役者としての大きなステップアップになる月です。と言うのは、「船弁慶」で、四天王の芯をつとめさせて頂くからです。芯というのは、飛行機の機長といった役割で、後輩達をリードする任務です。今まで僕は先輩のリードについて行くだけの立場でしたが、今回は違います。これまで先輩方から見て聞いて教わった知識を活かして、そつなくこなしたいと思います。いつの間にか僕も先輩の立場になっていたのですね—時の経つのは早いものです—。皆様、是非歌舞伎座へ、僕のリードっぷりを観に来て下さい…..自分でプレッシャーかけちゃいました。
7月の大阪松竹座公演も、残すところ一週間を切りました。千穐楽の200回公演に向かい、皆で一つにまとまっている感じがします。
先日一回公演の時に、京都へ行って来ました。京都駅にある京都劇場で上演している、劇団四季ミュージカル「美女と野獣」の観劇が目当てでした。長年観たいと思っていましたが、やっと念願叶い、嬉しかったです。まず驚いたのは舞台の仕掛けでした。ファンタジックな作品なので魔法を使う場面などがあるのですが、まるで手品を見せられている様で、後で何度考えても、どのようなトリックだったかわからない程見事でした。
観劇前に少し時間があったので、「祇園祭」で賑わう祇園にも立ち寄りました。12月の南座公演以外ではなかなか訪れる機会のない京都ですが、いつも見慣れた冬の風景とは違う京都の姿を体験出来て、新鮮な感触を得ました。仕事ではなく、プライベートな旅行で京都へ来たくなりました。
大阪公演も中日(なかび)が近づいて参りました。昨夏に比べ、今年の大阪はやや涼しくて助かります。お客様も連日大勢ご来場下さって、出演者一同気が引き締まります。
先日、先輩の坂東亀三郎さんとプロ野球観戦に行って来ました。甲子園ではなく、大阪ドームでのオリックス・バファローズ対ソフトバンク・ホークス戦でした。どちらのチームも僕の贔屓ではありませんが、つまるところ、どんなチームの試合でも野球観戦は楽しいものです。特に僕は亀三郎さんと野球を観に行くのがとても大好きです。お互いに野球が何より好きで、観戦しながら次の展開を予想し合ったりするのが非常に楽しいのです。今月もう一度観に行けるといいなぁ。
一昨日、松也一門ですき焼きパーティーをしました。徳松さんの滞在先がホテルではなくウィークリーマンションなので、徳松さんの部屋で彼の手作りの料理を皆で堪能しました。とても美味しく有意義な時間でした。自画自賛になってしまうのかもしれませんが、松也一門は本当に仲良しです。
今日、大阪松竹座は初日を迎えました。新橋演舞場と比べ、舞台の大きさが全然違うのにビックリしました。以前にも松竹座には出演いたしましたが、今回は先月に引き続いての「十二夜」上演で、「劇場は作品によって印象がまるで変わるのだ」ということを認識しました。
さて大阪生活はまだ4日目ですが、今のところとても過ごしやすい気候で助かっています。1ヶ月の期間地方公演に出演するのはちょうど1年ぶり、昨年7月の大阪公演以来です。大阪はおいしい食べ物が一杯あって嬉しいのですが、名物がたこ焼きやお好み焼き等炭水化物が多いので、くれぐれも気を付けなくていけません。
今月は観たいものがあります。吉本新喜劇と文楽公演と、甲子園での野球です。少なくとも、この中のどれか一つは実現したいと思っています。夜の部が休演の日もありますし、大阪滞在中空いた時間を有意義に過ごす為にも、時間を見つけて劇場か球場に行こうと計画中です。うまく観られたら、このブログで報告いたしましょう。
